所得税の確定申告書類を簡単に作成する方法(医療費控除・寄付金控除)
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- 確定申告の還付金はいつ振り込まれる?
- パソコンで簡単に書類作成
- 書類作成フォームの使い方
- 申告書の作成を始める前に用意するもの
- 書類作成フォームの入力方法
- 所得控除の内容等を入力
- 所得控除の内容等を確認したら
- データ保存
- 申告書等の印刷
- おわりに
確定申告の還付金はいつ振り込まれる?
確定申告の時期、真っ只中ですね。
医療費が10万円以上かかった方、ふるさと納税(寄付金)をした方は、ぜひ確定申告をして還付金を受け取る手続きを。
我が家は早々に済ませて、すでに還付金が振り込まれています。
今年は過去最短で、約2週間で口座に振り込まれました。
今からでも、十分間に合います。
書類を作るのって面倒と思いがちですが、やってみれば簡単です。
パソコンで簡単に書類作成
国税庁のサイト内に、書き低申告書等作成コーナーがあり、画面の操作案内のとおりに金額等を入力するだけで、簡単に確定申告の書類を作成できます。作成したデータは途中保存したり、再度作業を再開したりすることができるので、隙間時間に書類を作れますよ。
「国税庁 確定申告書等作成コーナー」で検索をしてみてください。
書類作成のフォームがありますので、使い方を説明します。
書類作成フォームの使い方
①国税庁の確定申告書等作成コーナーをクリック(ピンクの部分)
②申告書・決算書収支内訳書等作成開始をクリック
③書面で提出をクリック
④確認事項を確認して確認済みならチェックボックスにチェック
⑤すべて確認をしたら、下部にある事前準備終了をクリック
⑥医療費、寄付金控除(ふるさと納税)の場合は所得税をクリック
⑦サラリーマンなどの給与所得者は給与・年金の方をクリック
申告書の作成を始める前に用意するもの
1、所得に関する書類
源泉徴収票など
2、所得控除に関する書類
医療費の領収書、ふるさと納税の寄付金受領証明書など
書類作成フォームの入力方法
国税庁サイト(案内)の手順に従って入力してください。
①提出方法の選択→確定申告書を印刷して税務署へ提出をチェック
②申告される方の生年月日を入力
③入力終了(次へ)
④所得の種類をチェック
⑤給与の支払者(勤務先)の数・年末調整の状況をチェック
⑥適用を受ける控除をチェック
⑦給与所得の入力(1/3から3/3まで)必要事項を案内に沿って入力
(源泉徴収票を見ながら)
⑧給与所得の入力内容確認してOKなら次へ
⑨16歳未満の扶養親族に関する事項を入力→次へ
⑩収入・所得金額の入力等は必要な項目が入力されていれば次へ
(ここまでくると作成を中断してデータを一時保存できます)
所得控除の内容等を入力
医療費控除の場合
国税庁サイト(案内)の手順に従って入力してください。
①医療費の入力するをチェック
どの入力方法を選択してよいかわからない方はリンクにフローチャートがありますので、参考にしてください。
※私は、そのまま画面で入力できる医療を受けた人・病院ごとに入力するをチェックしました。
②医療を受けた人・病院を入力→医療費の入力へ
③リンクの入力例を参考に治療内容等、支払った医療費を入力
④年度内すべての医療費を入力したら入力内容を確認→次へ
⑤医療費控除の入力内容及び計算結果確認が自動集計されたものを確認→次へ
寄付金控除の場合
国税庁サイト(案内)の手順に従って入力してください。
①寄付金控除の入力するをチェック
②寄付年月日、寄付金の種類、支出した寄付金の金額等を入力
③複数ある場合は、もう1件入力を選びすべて入力
④寄付金控除の入力内容確認→次へ
所得控除の内容等を確認したら
国税庁サイト(案内)の手順に従って入力してください。
①医療費控除、寄付金控除の入力が終了したら入力終了(次へ)
②税額控除等の内容等の確認をして入力終了(次へ)
③計算結果の確認→還付される金額がわかります!
④作成した申告書の表示・確認をしたい方はクリックで確認
⑤還付される金額を確認したら次へ
⑥住民税等に関する事項をチェック→入力終了(次へ)
⑦住所・氏名・受取方法等を入力(1/3から3/3まで)
⑧受取口座を入力
⑨マイナンバーの入力
⑩申告書等全て印刷をするをチェック
⑪作成後の確認事項を確認→次へ
⑫確定申告書作成コーナーの終了→入力データ保存
データ保存
国税庁サイト(案内)の手順に従ってください。
①データ保存をクリックして、案内に従って保存します。
②保存ができたら戻るをクリック(文字化けしていても大丈夫です)
③終了
このとき、保存ができたか確認してください。
確認方法
保存した画面はとじずに、別の画面で最初に開いた「確定申告書等作成コーナー」を開き、所得税の確定申告書作成再開をクリックします。
保存ファイルを選択して保存データを読み込みます。
確認できれば保存完了。
確認できなければ、再度先ほどの画面から再度保存するといいでしょう。
申告書等の印刷
国税庁サイト(案内)の手順に従ってください。
①申告書等をすべて印刷するをチェック
②帳票表示・印刷をクリック
③書類を原本と控えに分け、原本には印鑑を押印
④マイナンバーカードの写し(表裏)を貼付
(ない方はマイナンバーを確認できる書類+身元確認書類)
⑤医療費や寄付金等に関する書類を添付
⑥1枚目の確定申告書Aに記載されている税務署に申告
おわりに
国税局の「確定申告書等作成コーナー」を利用すれば、PCで簡単に書類を作成できます。
せっかく戻ってくる還付金を面倒くさいと申告しないのではもったいないです。ぜひ、自分でチャレンジしてみてください!
また、還付金は5年までさかのぼって申告できます。
思いがけず医療費がかかってしまって申告していない年があったら、5年以内であれば確定申告をすることで還付金が戻ってきますよ。