【発達障害】アドラー心理学「課題の分離」で親子関係を良好に
スポンサーリンク
先日、通級の面談でした。
長男は、PDD(特定不能の広汎性発達障害)とADHDで、小1から通級に通っています。
面談で、長男との関係が悪化していることを相談しました。
すると、アドラー心理学の「課題の分離」をしてみるよう勧められました。
最近の親子関係
中学受験を考えている長男は、学校と塾の宿題に追われ、時間をコントロールするのに苦労しています。
私としては、事前に宿題を予告をしたり、時間になったと声掛けしたりして、自分から行動するように仕向けているのですが、反抗的な態度をとってきます。
反対に、何もしないと、
「ママが〇〇してくれなかったから△△できない」
と言ってきます。完全に依存してます。
心に余裕があれば、私も受け流したり、他の手段をとったりできるのでしょうが、今の私には心の余裕がありません。
正直、ストレスが溜まる一方です。
そのことを通級の先生に相談すると、
アドラー心理学の「課題の分離」を紹介してくださいました。
アドラー心理学「課題の分離」
私はアドラー心理学については耳にしたことがある程度で、内容については全く知りません。
ただ、少し前にブームになっていたのは知っています。
「課題の分離」について、通級の先生が教えてくださった内容を書きますね。
まず、目の前にあることは誰の課題かを明確にすること。
子どもの課題、親の課題、中には共通の課題があってもいいとのこと。
学校や塾の宿題、テスト勉強など・・・子どもの課題
塾の送迎、宿題の丸付け・・・親の課題
早く寝る・・・共通の課題
といった感じですかね。
子どもの課題は、子どもがやるべきことなので、極力親は口出ししないこと。
結果を受け入れる
子どもが課題をやらない
↓
課題をやるかやらないかは子どもが決める
↓
課題をやらなかったら、子どもが学校や塾で叱られる
↓
私は子どもを心配し、叱られたらかわいそうだと思う
↓
子どもの成績がさがる
結局、課題(宿題)をやるかやらないかは、私にはどうしようもないことで、子どもの課題であるということ。
課題をやらなかった結果を受け入れることが重要。
私が色々と考えても結果を左右できないし、どうにもならないのです。
だから、そのことを考えること自体が無駄とのこと。
私は、ひたすら子どもを信じて待つのみ。
なるほど。
まずは、課題の分離を一緒にやり、子どもにもわからせることが大切とおっしゃっていました。
子どもと一緒に課題を分離する
うちの子は発達障害があるので、事前に予告をしないとパニックになることがあります。
ですから、事前に、子どもと一緒に課題を分離し、子どもの課題は、親は見守るしかできないということをハッキリと伝えます。
そのかわり親の課題として、〇〇はできるということは伝えます。
少し時間がかかるかもしれませんが、少しずつ親への依存が減り自立への道を歩み始めて欲しいなぁと思っています。
おわりに
アドラー心理学。
かなり興味を持ちました。
私が学んだペアトレと違った視点で、親子関係をよくすることができそうです。
ひとつのことにとらわれず、良いものはどんどん取り入れて、お互いストレスなく楽しく過ごせるといいなぁと思っています。