花屋さんに聞いた!切り花が長持ちするのはコレしかない
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これから歓送迎会のシーズンで、花束をもらう方も多いと思います。
せっかくいただいた花束だから、少しでも長持ちさせたいですよね。
切り花を長持ちさせるコツを、花屋さんに聞いてみました。
花束(切り花)が枯れてしまう理由
これには大きく2つがあります。
1つめは、水。
花瓶の水をこまめに変えて、雑菌の繁殖を防ぐ必要があります。
雑菌が発生するとぬめりになり、雑菌だらけの水を吸った花は枯れてしまいます。
2つめは、栄養分。
花を切る前は根があり、根から水分と栄養分を吸収していますよね。
でも、切り花になった途端、水だけってかわいそうじゃないですか?
しかも美しい花を咲かせるのにたくさんの栄養分を必要とする時期に、水だけ。
花を早く枯れさせないためには、栄養分も必要なのです。
水をきれいに保つために
夏場は水温が上昇し雑菌が繁殖しやすいので、毎日水替えをするといいそうです。
冬場は、それでも1日置きにする方が雑菌の繁殖を防ぐことができます。
水替えのときは、ただ水を替えるだけではダメです。
きちんと花瓶の中を洗い、水に浸かっていた部分の茎を洗い、枯れ葉を取り除き、ぬめりがあったら茎を切るなど、水を清潔に保つためにはコツがあります。
切り花を長持ちさせる裏技!?
ちまたでは、切り花を長持ちさせる裏技として、花瓶に10円玉を沈めたり、漂白剤や酢を水に混ぜたり、炭酸水を水に混ぜたり・・・
いろいろな方法があるようですね。
これは、水の雑菌を防ぐのに一定の効果はあるようですが、素人だと水に対する分量の調節が難しく、かえって切り花の命を短くしかねないそうです。
こまめに水替えをして、雑菌繁殖を防ぐためのコツを実践するだけで、今まで以上に切り花を長持ちさせることができるそうです。
栄養分はどうする?
みなさん、鉢植えの植物には水をあげ、肥料をあげて、日の当たる暖かい場所で育てますよね。
切り花になると、とたんに水だけ。
切り花にも栄養をあげる必要があるそうです。
よく花束についている延命剤。
あれは、水の雑菌を防ぐ成分と栄養分が混ざったもの。
延命剤水替えのたびに使用すると、いつもの2倍は切り花を楽しめるそうです。
延命剤は、花屋さんで売っているので、1つは家にあるといいですよね。
また、花束をあげる際は、別に延命剤を多めに付けるというのも、気が利いていていいと思いますよ。
切り花を長持ちさせるコツ
水と栄養分以外に、切り花を長持ちさせるコツとしては、涼しい場所に飾るということです。エアコンの空気が直接あたるところなどはNGです。
花瓶に水をたくさん入れてしまうと、茎の大部分が水に浸かってしまい雑菌が増える原因となります。水を多く入れすぎないようにしましょう。
茎が短くなった花は、思い切って花の下2cmで茎を落とし、お皿に浮かべて最後まで楽しみましょう。
おわりに
切り花が家にあると、それだけで家の中が明るくなりますよね。
切り花の命は短いと言わずに、精一杯咲ききれるようにきちんと手をかけてあげたいですね。
水と栄養分があれば、いつもの2倍は長持ちさせられるそうです。
ぜひ試してみてください。
切り花を長持ちさせるには裏技よりも延命剤です!!!