PTA役員のメリットとデメリット(小学校の場合)
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もうすぐ新年度ですね。
今年度、PTAの役員をやっていたのでやっと肩の荷が下ります。
学校によってPTAの在り方や役員の仕事が様々だと思いますが、私が経験したPTA役員のメリットとデメリットについて考えてみたいと思います。
PTAとは?
最近、PTAは任意団体だから参加しなくてもいいとか、騒がれていますよね。
PTAとは、Parent Teacher Association の頭文字をとったもので、まさに保護者と教員とが一緒になって子供の成長のために活動していく団体のことをいいます。
本来は任意のボランティア団体という位置づけのようですが、多くの学校では、半強制的に加入し、新年どはPTAの役員決めに戦々恐々としていることでしょう。
PTAの仕事
私が加入しているPTAの仕事は、
各種PTA主催行事の開催(救急救命講習、バザー、放課後見守りなど)、講演会の開催と出席、離任式や賀詞交歓会の準備と出席、学校行事のサポートなど
があります。
PTA活動は、さかんな学校とそうでもない学校があり、かなり温度差があるように感じています。うちの学校はさかんな方ですので、仕事が多いと感じられるかもしれません。
PTA役員決め
PTA役員は、子供1人につき何回と決まっている学校、そうではない学校があるようですね。なかなか役員が決まらないときは、じゃんけんやクジびきで決めることも少なくないようです。
うちの学校の場合、新役員が決まるまで教室からの退出が許されず、なかなか決まらないときは毎回祈っています。
逆に、今年は役員をやろうと決めた年に限って立候補者が殺到し、じゃんけんで苦い思いをしたこともあります。
PTA役員のメリット
小学校のPTA役員を2回経験したことから、PTA役員のメリットについて考えたいと思います。
保護者に知り合いが増える
学校行事に参加しても、なかなか保護者と仲良くなるまでにはなりません。
PTA活動を通して、役員同志が仲良くなることができます。そうすると、いろいろと情報交換できたり、他のクラスや他学年の様子などを耳にすることもあります。
また、学校行事に参加するときも、たくさんの知り合いがいて楽しく参加できます。
先生との関係が深まる
学校行事のサポートの際は、先生方との連携が必要となります。
必然的に職員室に顔を出す機会も多くなり、多くの先生方の名前と顔が一致するようになりました。行事担当の先生とはやりとりする回数も多く、信頼関係が築けたように思っています。
また、担任の先生とも顔を合わす機会が増え、子供の様子を聞かせてもらうこともありました。
子供の様子を直接見られる
学校公開以外にも、PTA活動で学校に行く際に、子供の様子を見ることができます。
子供が保護者が学校に来ているとなぜか喜び、よく話しかけられました。普段の子供たちの様子を見られるのも、PTA役員ならではです。
PTA役員のデメリット
PTA役員のデメリットは、やはりPTA主催行事の準備や学校行事のサポートなどで時間を取られることだと思います。最近では、共働きの家庭も増えたので、PTA活動自体に参加することが難しくなっているのも事実です。PTAのために有給休暇ばかり使うというのも、あまり現実的ではないですしね。
PTA組織の活動状況にもよると思いますが、役員をやる際は、活動予定日や時間等をよく確認した方がいいと思います。
うちの学校の場合、お仕事をされている方は、自宅でできる仕事や仕事を終わってからの時間でもできる仕事を任されていました。
おわりに
PTA活動の是非が議論されていますが、PTA活動によって学校運営が支えられているという事実は否定できないと思います。
ただ今までの旧態依然の体制を見直し、現代に見合った体制で運営する方法に舵取りが必要になってきたと私は思います。お仕事を持っている方でも負担なく参加できるボランティア型のPTA活動が私の理想です。
PTA役員にはメリットもありますので、新年度の役員決めの参考になればうれしいです。
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