やる気スイッチオン!自分から進んでやる子に育つ3つのコツ(小学生の場合)
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やる気スイッチオン!
子供が小学校に入学し学年があがるにつれて、やることが増えていきます。
学校の宿題も多くなり、塾に通いだせば時間もなくなり、塾の宿題まで増えます。
そんなとき、みなさんはどのように子供に声かけをしていますか?
我が家では、以前は「早く、宿題やりなさい!」と、夕飯をしたくをしながらよく声かけしていました。
毎日がその繰り返しで悩んでいたところ、発達障害の相談をしているカウンセリングで教えてもらった方法がとても合ったのでご紹介します。
今は、これから書く簡単な方法で、自分から進んでやる子に成長中です!!
1 ToDoリスト(見える化)
大人でも、会社ではやらなければならないことを書きだして、見える化しますよね。
その上で優先順位をつける、なんてことをする方もいると思います。
小学生にもなると、子供にもToDoリストを作成すると効果的なようです。
ただし、まだ小学生なので自分で作ることができませんので、作ってあげることが大切になります。
子供が帰宅したら
「今日、やらなきゃいけないことは何?」
とやさしく聞きましょう。
あくまでも問い詰める、やらせようという気持ちが悟られないようにやさしくです。
「〇〇と△△と、あとは××もあったかな?」
なんて曖昧な返答がかえってきたとします。
そうしたら、すかさずそれをメモしてください。(見える化)
そのメモを子供に見せて、
「今日やらなきゃいけないことはこれであってる?わかりやすいように紙に書いといたね。」
と言います。
男の子だったら、まぁそっけない返事が返ってくるでしょうね。
「ふん。」とか「あぁ」とか。。
それでもめげてはいけません。
2 時間を決める
ToDoリストのせっかく作ったので、それに開始時間を書いてもらいましょう。
そのとき、
「今は〇時で、ごはんは△時ころだよ。寝るのは×時くらいには寝てほしいな。」
と、これからの予定をおおまかに伝えます。
「空いている時間の中で、いつやるか決めちゃおう。」
と言って、一緒に時間を設定して、ToDoリストに書き込みます。
このときのコツは、時間をピッタリにしないことです。
(誤り) 午後7時 学校の宿題
(正しい)午後7時~7時15分 学校の宿題開始
この違い、わかりますか?
正しい方は、親子にとってメリットがあります。
親は7時に声かけをして、5分くらい過ぎてから始めても、時間に幅があるので、約束を守ったとほめてあげることができます。
子供は、ゲームやテレビなどでキレが悪くて7時には始められなかったけど、5分過ぎに始められた場合、約束を守れたことになるので「できた!」という自己肯定感が育つのです。
我が家の場合、時間の設定方法を点から幅に変えるだけで、親子関係もギスギスせずにストレスがなくなりました。
一番効果的なのは、私のイライラが減ってきたことかもしれません。
3 時間の知らせ方
そして最後に大切なのは、時間の知らせ方です。
夕方から夜の時間は、とても忙しい時間帯なので何かをやりながら声をかけてしまいがちです。
でも、これではToDoリストを作った意味がありません。
せっかく作ったのですから、そのリストを片手に、
「今、この時間になったよ。」
と子供の目の前にリストを置き、指をさします。
ただ遠くから声掛けするより、子供に近づいて見える化したリストを見せながら声掛けした方が、指示が通りやすいと児童心理学の見地からも裏付けされている方法のようです。
ここまでできたら、あとは幅を持たせた時間が過ぎるまでの時間を待つだけです。
時間内に始められたら、大いにほめてあげましょう!
きっと、また次も守ようになります。
もし時間内を過ぎてしまっても、また同じ方法で時間を知らせましょう。
少しイライラすると思いますが、イライラを抑えて時間を知らせるだけです。
そして、始められたら、そのことだけをほめてあげてください。
おわりに
たったこれだけの方法で、子供が自分から進んで宿題をやるようになりました。
ToDoリストを作ったり、時間を決めたりは面倒くさいかもしれませんが、それをすることで自分から進んでやり始めたら、その労力も報われませんか?
何度も声だけかけてイライラするよりも、ずっと心が穏やかでいられると思います。
合う合わないがあるとは思いますが、ぜひ試してみてください!
たった3つのコツで、自分から進んでやる子に育ちます。
自己紹介はこちら
専業主婦にはワケがある!発達障害の子供に寄り添って - ありの歩
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